UBL-043

前回のTraubenzuckerDunkelweizenがあまりにもボトリング直後に渋かったため、渋み対策を万全にした上でのDunkelweizenを仕込むことにした。Dunkelweizenとしては今回でMk.3となる。設計コンセプトは以下の通り。

■明瞭なバナナフレーバー

低ピッチングレート(0.75程度)&発酵温度高め(18℃ 2day → 22℃ 12day)

■ダークビスケットやクッキーのようなほの甘いローストモルト感

ベースモルトにMaris OtterとMunich Maltを組み込む。CarafaSpecialⅢを使用し、気持ち多めに使う。

■濃厚さとスムースなのどごしの両立

スペシャルモルト比率を高めた分、マッシング温度はミディアムちょい高めくらいに抑える。68℃狙い

■色はかなり黒くあってほしい

CarafaSpecialⅢを多めに、SRMは25オーバーを狙う

■渋さは徹底的に排除

スパージングはpH調整したお湯を2L。アシッドレストは投入直後から前回の20分から10分に抑える&68℃に昇温するにあたっては熱湯を予め用意しておき、マッシング工程全体の時間短縮を図る。同じ意図で、マッシュアウトはスキップする。