Craftworks

過去に製作してきたエグゾーストキャノン、及びそれに付随する装置の一覧。画像をクリックすると装置の紹介、及び製作記に飛びます

Mk.1

Mk.1 / 二重筒式

Mar. 2008

筆者が初めて製作したエグゾーストキャノン。「アリエナイ理科ノ工作」に最初に出てくるプロトタイプ機の完全なレプリカである。

Mk.2

Mk.2 / 二重筒式

Jan. - Feb. 2009

Mk.1をベースにフランジを内部に収め、よりコンパクトにまとめようとして製作した。

Mk.3

Mk.3 / 二重筒式

Jul. - Sep. 2009

「アリエナイ理科ノ工作」にて登場する消火器キャノンのレプリカ。極めて洗練された構造であり、充填容量も最大。大きな充填容量とバルブ直径によって極めてハイパワーな排気が可能。

Mk.4

Mk.4 / 単管式

May - Jun. 2010

「二重筒式」を元に充填容量と製作性を一気に向上させる「単管式」という機構を考案。その機構の実証機として製作した。旋盤を用いて製作したため、精度も耐久性も向上した。

Mk.5

Mk.5 / 単管式

Jun. 2010

Mk.4で確立した「単管式」を用いて、規格品である水道管のみを用いて作られたキャノン。すべての部品はホームセンターで購入でき、ハンドドリル、金ノコ、そしてヤスリさえあれば完成させることができる。初心者におすすめ。

Mk.6

Mk.6 / 単管式

Jul. 2010

シリンダーに3/8ニップルを用いて製作したペンシルキャノン。米式バルブはエアーの導入バルブと排気バルブを兼ねる。「単管式」を採用した場合、その直径を極めて小さくしても充填容量を確保することができるため、ここまでの小型化も可能である。

Mk.7

Mk.7 / 単管式

Apr. 2011 - Oct. 2013

足場単管を用いて製作した単管式のエグゾーストキャノン。コンパクトで威力も十分、ノーメンテナンスでもしっかり動く高性能機。二年後に内部の部品をすべて作り直し、より排気速度が向上した。

Mk.7 Type M

Mk.7 Type M / 単管式

Dec. 2013

Mk.7をベースに最新の設計を用いて製作した量産機(Type Mass-Production) 2013年12月のア理科イベントにて3機限定で販売した。

シリンダーには灰色の足場単管ではなく黒色のSTK鋼管を、ノズルと尾栓には鉄ではなくジュラルミンを用いて製作したため高級感がある。構造がシンプルで信頼性も極めて高い。

Mk.8

Mk.8 / 単管式

May 2011

Mk.6と同じく、3/8ニップルを用いて製作したキーホルダーサイズのキャノン。威力は殆ど無いが、内部のピストンはしっかり動作する。

Mk.9 / 二重筒式

Nov. - Dec. 2011

過去最高威力を有する大型キャノンを目指して製作。とにかく大きく重きい。

Mk.10 / 単管式

May 2012

工作にブランク時期があったため、そのリハビリとして製作した。

Mk.11 / 単管式+AEV

Feb. 2012 - Dec. 2013

グリップとトリガーを有し、構えてトリガーを引くだけで、発射→再充填を行えるセミオートマチック機構を国内で初めて実現したフラグシップ機。毎秒一発のれん者が可能であり、その他にもAEV、PaEV等の新たな技術の実装により、そのパワーも十分なものとなっている。

Mk.12 / 単管式

Aug. 2013

コンパクトなキャノンシリーズの集大成として設計製作した。

見た目の完成度を重視した設計になっているが、もちろん完璧に動作する。

Mk.12 Type M

Mk.12 Type M / 単管式

July. 2014

Mk.12をベースに設計を洗練させ、更に見た目の美しさを向上させた。シリンダーに肉薄のステンレスパイプを採用し、摺動性と充填容量も向上。小型ながら予想を超える動きを見せてくれる。

2014年7月の大阪ア理科イベントにて7機限定で販売した。

Mk.13 / 単管式+AEV

Jan. 2014

二年間で5回の改修の後完成したMk.11の設計を一から見直し、流路の最適化や、ゆとりのある部品配置、製作製の向上等を目的とし、また高い拡張性を有する実験機として製作した。

Mk.14 / REV

Apr. 2014

大型化するエグゾーストキャノンのドライブ方式として2段式の排気機構を提唱。その1段目の排気機構として新たに筆者が考案したのがREV(Radial Exhaust Valve)であり、その実証機として製作したのがこのMk.14である。

従来のエアカプラリリースやAEV等とは比較にならない速度での排気が可能であり、このバルブのみでも通常の規模のエグゾーストキャノンと同様の爆音を発生させることが可能である。

Mk.16 / 二重筒式+ARREV(二段式)

Dec. 2014

超高速充填、超高速排気、そして超高速フルオートマチック連射をコンセプトとしたフラグシップ機。エグゾーストキャノンとして初の二段式排気機構を実装し、1段目にREVを改良したARREV(Automatic-Recovery REV)を、二段目のメインピストンとしてSleeve Valveを新たに開発実装することで、秒間16発という凄まじいサイクルでの強烈な衝撃波生成に成功した。チャンバー容量はわずか180ml程度であるにもかかわらず、他を圧倒する急峻な爆音を響かせる。

Mk.17 / 単管式+AEV

Jul. 2014

エグゾーストキャノンMk.7 Type MをベースにAEV(Augmented Exhaust Valve)を実装し、排気の高速化とシンプルな発射体系を目指し製作した。

外部に露出した米式バルブの排気ピンが発射トリガーであり、これを押すだけでAEVがドライブされる。結果としてピストン重量の増大による瞬発力低下が大きく効き、当初狙ったほどの性能を得ることはできなかった。

Mk.18 / 二重筒式+REV(二段式)

Nov. 2014

史上最速のノズル開放速度を目指し、REVの試作機として製作したMk.14を1段目として流用した大型二段式エグゾーストキャノン。REVと2段目メインピストンの前段加速の組み合わせで、メインピストンの獲得速度は最高40 m/sに達し、ノズルから出力される衝撃波のキレも過去最強を実現することができた。

しかしそのメインピストンの運動エネルギを制御下に置くことができず、自壊。現在改修中。

Mk.19 / 単管式

June 2020

6年の沈黙を破り、3Dプリンタの技術をフル活用し製作した、巴波重工の完全復活を象徴するAM新時代のエグゾーストキャノン。

耐圧3Dプリント技術や、樹脂部品に対して引張応力を生じさせない設計を適用することで、一般的なFDM式3Dプリンターで十分な強度と性能、そして製作性を有するエグゾーストキャノンを構築することができた。

Wearable Air Tank

Oct. - Nov. 2013

エグゾーストキャノンMk.11に合わせて製作した、着用可能な空気タンク。

二本の消火器がベースに成っており、Mk.11の連射に必要なエアーのバッファーとしての役割を担っている。