UBL-042 Test Tube S-IPA Series

究極のスモールバッチ試験醸造メソッドの構築に挑む

前回醸したUBL-039-041のセッションIPA三部作にていくつかの仕込およびレシピ構築における問題が明らかになった。しかし同時に、ホップ種やホッピングのタイミングの差によるキャラクターの差についても大いなる興味をもたらす事となった。

そこで本バッチでは問題点の改善はもちろんのこと、今後のIPA開発におけるキー技術となるであろう「スモールバッチでの多バッチ同時試験醸造メソッド」の構築にチャレンジする。

レシピ設計コンセプト

■渋み(Astringency)対策

今回の主題は実際これである。後味が渋いビールは他の要素がどれだけ良くともそれだけで台無しである。渋み対策については別途以下の記事にまとめている。

Astringency(収斂味)の発生防止

今回取る具体的対策は以下の通り。