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mft2016_report

高校2年時から出展を継続してきたMake:イベントも今年で7年目、出展回数にして5回目となりました。

屋内出展のみという制限下でのデモンストレーションという事でしたが、結果として展示も実演もまとまって今まででもっとも完成度の高い出展とすることができたと思います。

今回のMFT2016に持ち込んだ装置につきましては下記ページを御覧ください。

それでは以下、レポートです。


2016/08 初週(イベント準備)

イベントのための準備として、MFT2012で製作したMk.11のトレーラーを再編集しました。御覧ください。

後半の実射シーンに新規撮影分を追加し、最後に弊社ロゴを配置しました。(ロゴの出方が最高)
この映像は前日までのWeb告知及び当日の説明に大活躍することとなります。



エグゾーストキャノンおよびブース説明用のパネルを日本語英語合わせて作りました。
弊社に関わる説明について、日本語では「架空の重工企業」となっていますが、一方英語表記では、
UZUMA HEAVY INDUSTRIES is a company which provides compressive-fluid-related products. 
となっています。
世界相手には強気です。


機体解説用のパネルも新造します。この手のペーパーは思い切ってスチレン張りすると存在感が出て良いです。




2016/08/05(会期前日)

今回のMFT2016では高校からの旧友と二人での出展となりました。

会期前日の金曜日、彼の提案で出展に気合を入れるべく
庵野秀明監督最新作 シン・ゴジラ
を観に行くことが決定しました。東京から新宿TOHOシネマズへ、中央線で向かいます。



GRⅡのモノクロフィルターが楽しすぎる案件





到着しました。




シンゴジラを視聴するにあたっては聖地とも言える劇場です。
ゴジラロードを歩いて劇場へ。


視聴完了後、友人と家に帰るまでずっとシンゴジラについて語り合っていました。
視聴した感想はここには記載することができませんが、翌日、翌々日の出展内容に無視できないレベルの影響を及ぼしたということは言うまでもありません。



友人宅にはすでに巴波重工オリジナルTシャツ(Mk.16 Eddition)が着弾していました。仕上がりはかなりいい感じです。



2016/08/06(会期1日目)

会場となる東京ビッグサイトへ到着しました。今回が自分にとって初めての夏MFTということで、正直この暑さと湿度は予想していませんでした。これはきつい。



今回は西2とアトリウムが出展スペースであり、屋外展示場は使えません。



西館に到着。いい感じのバルーンが出迎えてくれました。



弊社ブースの設営が完了しました。
見て分かる通り、ついに壁Makerです。普段目にすることのない視界が長テーブルの向こうに広がります。

さて、今回はMFT2014の出展のために製造した木箱をリニューアルして持ち込んでいます。



出発の三日前に急遽、弊社ロゴを紙に刷り、切り抜き、スプレーでざざっと塗り、装置輸送専用木箱としての完成度が劇的に向上しました。
今回はこの木箱自体をディスプレイに使ってしまうというアイデアが生まれ、結果として立体感のあるディスプレイが実現しました。



デモンストレーションに当たっては、件の巴波重工オリジナルTシャツ(Mk.16 Edition)を着用します。


さて、ようやく巴波重工のデモンストレーションが開始します。

しかしここで問題が発生。
・大型でかつ排気立ち上がり特化型のMk.18 Ver. 2のシール用Oリングを取り外したまま会場へ輸送してしまったことに気づく
・フルオートマチックのフラッグシップ機であるMk.16 Ver. 2の緩衝パッキンがテスト動作時に損傷し使用不可になる
現時点では打つ手がなく、とりあえず残りの機種だけを用いて実演をすることに。


流れとしては、

・携行型無隔膜衝撃波管ことエグゾーストキャノンの概要
・実演
    小型シンプル高信頼性機種 Mk.7 Type Mass-Production ver.2
    大型セミオートマチック対応機 Mk.11 Ver.7
・映像出展
    小型フルオートマチック対応機 Mk.16 Ver. 2
・フリートーク

のような感じ。
当日故障したMk.16については「最新技術を投入し突貫したフラッグシップ機は往々にして作中では役に立たない、最終的にはシンプルで例えば訓練生向けのそれで主人公は敵に勝利する、そういうものだ…」と適当なことを言って誤魔化します。

実演終了後のフリートークでは、エグゾーストキャノンのロマンをより感じてもらうべく、来場者の方に実際に装置を構えてもらうことに。
殆どの方がその重量に驚かれていました。



それっぽい方々が構えると一気に本物感が増すエグゾーストキャノンMk.11 Ver.7



パ、パワータイプ……
エグゾーストキャノンMk.11の完成以来、未だかつてここまでそれが似合う人は居なかった。文句無しで優勝です。専属モデルになってください。



実演のほうが落ち着いてきたので、故障したMk.16を分解してみます。
見事に内部に緩衝用に入れていたOリングが粉砕している…



これはひどい。パッキン材の再検討はもちろん、内部機構の抜本的な修正が必要です。



一日目は早めに撤収し、追加のOリングを購入すべく豊洲のビバホームへ急行しました。
さすが俺達のスーパービバホーム。Oリングはバッチリ揃いました。

翌日に備え、焼き肉を食べたりして就寝


2016/08/07(会期2日目)


二日目のブースは一日目と比較してグレードアップ。Tシャツのディスプレイとロゴマークが追加されました。


過去の出展と比較しても最も賑やかな雰囲気を演出できたと思っています。

実演の様子をより詳細にお伝えできれば良いのですが、今回も動画を撮り忘れていたので、代わりに最終(フルパワー)実演時の音声を。
完全に前日に観た件の映画の影響を受けています。


うーむ、完璧に動作している。



さて、最終実演も終了したので撤収です。



「巴波重工の創った木箱にはこういう使い方もあるんだ!!!」
キャスターユニットを取り付けて装置まとめて集荷場にドーン。



撤収作業が完了しました。改めて見ると本当に壁サークルです。



MFT2016で観たもの

実演に追われ、非常に短い時間ながらも見れた展示を紹介


巴波重工ブースのお隣の「高エネルギー技術研究室」のテスラコイル
2008年のMake: Tokyo Meeting 01から今回のMFT2016と続いてきたMake:イベントでは最古参の高エネ技研。
ついに隣のブースで一緒に壁配置と言うのはなんとも感慨深いです。

テスラ本体はどうも突貫で錬成したらしく、二台のうち片方は沈黙、しかしもう片方は素子を燃やしながらも力強いサウンドを奏でていました。



チキンが叫んだ回数を累計するシステム等の展示もありました。
このシステムは完璧に動作し、会期中、巴波重工ブースの右の方からは絶えずチキンの叫び声が聞こえ、かなりのカオス空間を形成していました。



ぷらぎあ工房」さんの5指ロボットハンド搭載マジックハンド
本当に精巧な作りです。指の一本一本がワイヤー制御ということで、その調整を考えるとめまいがします。
これがさらにLeap Motionを用いて自分の手の動きに追従するので驚きです。

将来的には腰に取り付け伸びるアームびろーんを計画しているらしく、その話を聞いた瞬間にテンションが高まりました。



某氏製作の旋盤不使用で錬成したエグゾーストキャノン用セミオートマチックバルブです。
非常によく出来ています。



スプール弁を用いた切替弁と成っており、左のトリガーを押しこむことで中央上部に接続したキャノンのパイロットボリュームの排気、同時にコンプレッサーからの圧縮空気の流入を遮断します。
部品の選定が非常によく練られていて驚きました。


同じく某氏製作の携行型圧縮空気タンク。この渋いデザイン、最高です。
冷蔵庫用コンプレッサーあるいは車載12Vコンプレッサーで1MPa以上に昇圧してからレギュレーターで落としての運用を想定とのこと。
これぐらいの大きさのものを制作して腰に下げる運用方法は非常に都合が良さそうです。
良い物を見せて頂きました。


終わりに

巴波重工社員打ち上げの模様

2009年から出展を継続してきてはや7年。屋外出展ができないという制限もありましたが、過去最高の展示と実演を創ることができました。
イベント終了後の様々な記事を見ると、流石にエグゾーストキャノンへの言及は少なく、もうイベントへの浸透は十分に成ったかなと思う次第です。
ぼちぼち新しい装置、あるいはエグゾーストキャノンを応用した装置を創る時が来たなと、周りの出展者の方々を観て改めて刺激を得る機会にもなりました。

しかしやっぱりMake:イベントは冬がいいな…


2016/08/16 yasu