エグゾーストキャノンといえば、複雑で大きく重い大規模な装置という印象がありました。その構成要素はどこまで小型、シンプルに出来るかというチャレンジに対して得られた答えが、このエグゾーストキャノンMk.12です。大きさはほんの10cm程度ですが、ノズル、ピストンユニット、供給バルブ、排気バルブがすべて備わっており、それらが生み出す動作は紛れも無くエグゾーストキャノンでしか得られない物です。





内部機構を見ていきます。三本のボルトによりシリンダーと両端の部品は締結されています。





ボルトを外したらゆっくりと引き抜きます。両端部のシーリングにはOリングを採用することで、シール性とメンテンナンス性を両立します。





内部には小型のピストンが収められています。ピストンの形状を工夫することで、逆止弁的作用を付与しており、理想的なシール特性を実現しています。





ピストンユニットは真鍮、ステンレス、ポリアセタール樹脂、ゴムにより構成。その形状より単管式の機構を採用しているのがわかります。





超小型化を実現するためにはエアカプラのプラグなどは大きすぎて使っていられません。今回はシュレーダバルブを切削、ハンダ付けし、ふたたび切削することで本体パーツと一体化。極めて小型でシンプルな構成で、空気の充填と排気トリガーを実現しています。





圧縮空気を充填した後は、バルブ上部に露出したピンを指で押しこむだけで発射のトリガーになります。とてもシンプルです。





固定用ボルトをキャップボルトからセットスクリューに変えると、見た目の印象が変わります。今回はこの二種類を用意しました。




小さいからといって見た目だけではありません。空気を充填し、トリガーを押せば完璧に動作します。






真鍮とステンレスの金属光沢の中にアクセントとして加わる黒染めボルト。手に持つと小さいながらもしっかりと感じる重量。金属特有のひんやりとした感触。実際に撃てるのはもちろん、眺めた時、手にした時の歓びも十分です。


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2014/7/18  yasu